ニ○イ②

紹介された病院は、駅近くの総合病院でした。私の家からはだいぶ距離があったんだけど、通勤距離は私が我慢すればいい、とにかく優しい人たちと一緒に働きたいと思っていました。

 

出勤初日、担当の人が建物内を一通り案内してくれました。

全ての部門に行き、挨拶をして、そこではどういう仕事をしているのか、説明してもらいました。

 

1つの部門だけ、髪が茶髪のイケイケなお姉ちゃんたちがいる部門がありました。

 

他の部門の人たちは暗めの髪色にしてるのに、そこの人たちは金髪に近い茶髪にしていて、他の部門とは異色な感じを放っていました。

 

ここの部門だけには入りたくない。。

 

 

しかし、案内のあと、

「じゃあ○○さんの入る部門に案内するね。」と言われ、連れてこられたのは、その異色な部門でした。

 

『担当の人は、優しい人たちばかりの所だから安心してね、と言ってたのになんで⁉︎』

 

私は地味で口数も少なく、茶髪のギャルちゃんたちとは真反対の人間です。

担当の人は、私とこのギャルちゃんたちが、性格が合うと本当に思ったんだろうか?

 

この日から、私の社会人経験の中で、1番辛い日々が始まります。